新築住宅の着工から完工までの流れを
当社の新築住宅の施工事例に沿ってご紹介いたします。
1. 地縄張り・着工立合い ~ ご近隣あいさつ
図面に基づいて建物の外周部にあたる部分にビニールひもを張り、敷地に対しての建物の配置を確認する立会いです。地盤の高さの確認も現地にて行います。 また、ご近隣に挨拶まわりもします。解体工事がある場合は解体工事の前に挨拶にまわります。
2. 地鎮祭: 着工も間近、工事の無事を祈願して地鎮祭を行います。
着工に先立ち、敷地の守護神に工事の無事と施主様のご家族のご繁栄を祈願する儀式です。一般には神式で神主さんが行います。地鎮祭には竹やしめ縄や、祭壇へのお供え物など、たくさん用意するものがあります。神社によってはそのすべてをご用意していただけます。その際の玉串料(初穂料)は通常4万円程度です。(用意するもの:笹竹、しめ縄、紙垂、砂、カマ、クワ、スキ お供え物:お酒、米、塩、魚、季節の野菜や果物)
3. 水盛遣方:着工です! 建物の配置の正確な位置だし。仮設トイレと仮囲いも設置します。
4. 基礎根伐工事:建物の大事な支持地盤を削らないように、基礎図面の通りに土を掘って搬出します。
5. 防湿シート敷込:地面の湿気が床下に上がってこないようにビニールでシャットアウト!
6. 鉄筋組 ~ 配筋検査:基礎図面の通りに鉄筋を組み、配鉄検査を受けます。
7. 耐圧盤コンクリート打設工事:耐圧盤と立上り基礎と2回に分けてコンクリートを入れます。
8. 立上りコンクリート打設工事:耐圧盤と立上りと2回共コンクリートの強度試験を行います。
9. 基礎工事完了:十分と養生してから型枠を外して、基礎工事の完了です!
10. 設備先行配管工事:床がふさがれないうちに給水管や排水管等を配置します。
11. 土台敷込:出来上がった基礎の上に通気層を設けて土台を配置します。足場も棟上の前に設置します。
12. 1F床合板敷込:土台が終わったら断熱材を敷き込み、その上に24ミリの床合板を敷き込みます。
13. 棟上工事(1F柱・2F床・梁)大きな建物ですと二日間はかかります。
14. 棟上工事(2F柱・母屋)上棟です! 構造体検査を受けます。
15. 上棟式(ご希望により)
上棟式は無事棟が上がったことに喜び、感謝するものです。「儀式」というよりも施主が職人さんをねぎらい、もてなす「お祝い」と言えます。工事に関わった人が一堂に会し、今後の工事の安全を祈願し、お互いの協力の元に家をつくり上げていこうと、コミュニケーションをとる場でもあります。ですので一般的には神主は呼んでおりません。建物の四方に酒・塩・米をまいて清め、上棟の儀のみを行い一席を設けないかたちもあります。
16. 上棟立会い
上棟の儀が終わりますと、今度は上棟のお立会いをします。実際の空間を体感していただき、組み上がった構造体のご説明や、電気関係ではスイッチやコンセントの位置関係の最終的なご確認をしていただきます。その後も造作工事の進捗に沿って、現場でのお立会いをお願いしております。